テナガエビって知ってますか?その名の通り手が長いエビです。
釣ったり、罠を仕掛けたりと捕獲するためにはいろんな方法がありますが、今回は私が毎回キャンプで夜にテナガエビを捕っている方法を紹介します。
結論から先にいってしまうと、
明るいライトを使えば、手掴みでもテナガエビが捕れます!
ぜひ最後まで読んでいってください。
必要な道具
- ヘッドライト
- 虫取り網
- 虫かご
この3つだけです!
あとは、川に入るので濡れてもいい服装くらいですね。
ヘッドライト
とにかく明るいものを用意しましょう。
目安としては400ルーメン以上あればいいと思いますが、ちゃんと検証していないのでわかりません。今度検証してみます。
ちなみに、80ルーメンや、電池が切れかけているものだと全然ダメでした。
夜はエビを照らすと目が反射して光ります。
暗い場所でフラッシュたいて写真撮ると目が赤く光ったりしないですか?
あと夜に猫の目を照らすと目だけやけに光りますよね?
こんな感じで光を当てるとエビの目も光ります。
ただ、明るくないライトだとかなり近付くまで目が光っていることに気付けません。
明るいライトなら遠くからでも目が光っているのがわかるので、逃げられる確率がグッと下がります。
虫取り網
あまり網目の大きなものは避けましょう。
せっかく捕まえても網の間から逃げられてしまうからです。
柄の部分はそこまで長くなくてもいいです。
最悪手掴みでも捕れるので、なくてもいいです。
私の場合は、だいたい虫取り網をひとつ持って行って、友人に貸して自分は手掴みってスタイルが多いですね。
虫かご
エビを入れておくかごです。バケツなどでもいいかもしれませんが、かごがベストです。
捕ったエビをかごに入れて、他のエビを探している間かごを水につけておくことで、弱らずに新鮮なまま持ち帰ることができるからです。
もちろん家に新鮮なまま持ち帰るつもりならもっとそれなりの道具が必要ですが。
キャンプ中にエビ捕りをしてそのまま食べる場合はこの方法で新鮮さを保つことができます。
ちなみに私がよくやる方法は、
- 夜にエビを捕って虫かごに入れる
- エビ捕りが終わったら、虫かごにエビを入れたまま川に放置して泥抜き
- 翌朝川から取り出してエビを料理する
こんな感じで虫かごだと、隙間から新鮮な水が入ってくるので、エビを新鮮なまま生かすことができ、なんなら泥抜きまでできるのでおすすめです!(1日で泥抜きが完了するかは別の話)
テナガエビの捕り方
いよいよテナガエビの捕り方です。
浅場を狙う
浅いといっても膝くらいの浅さではありません。それこそ水深数cmくらいが狙い目です。
テナガエビは日中は岩の下や深場にいるのですが、夜になると浅場にでてくるので浅場でも十分勝負できます。
また、夜のエビ捕りは、水中にいるエビを見ながら捕ります。
エビは水底にいるので、深い場所のエビを狙うと、自分で立てた波紋でエビの位置がわからなくなってしまいます。
浅場であれば波紋がたってもある程度見えるので、逃げられても何回も追いかけて狙うことができます。
つまり、水面に波紋がたっても水中の生物を見失わない深さがベストということになります。
また、流れが速い場所もエビが見にくいため不向きです。
・流れのない場所
ヘッドライトを使って光る目を探す

ライトの性能が一番重要です。
ヘッドライトの性能次第で結果が明らかに変わります。
先ほども書きましたが、エビの目はヘッドライトの光に反射して光ります。その光った目を頼りにエビを探します。
目が光らなければ、黒いエビは地面の石や砂に同化して見つけるのは至難の業です。
また、光が明るいほど遠くからでも見つけやすくなりますし、逃げてもまた見つけられやすくなります。
ちなみにスマホのライトですが、iPhoneのライトはぎりぎり使えます。私が使用しているandroid(Xperia5)は明るさが足りないです。
ただスマホや手持ちのライトだと片手がふさがってしまいますし、落としたら濡れてしまうのでヘッドライトがおすすめです。
網ですくいあげる
追い込み漁のような感覚で捕獲します。
まず、エビを見つけたら後ろにこっそり網をおきます。
そして前の方から手でエビに迫っていくとエビが後ろの方に逃げて勝手に網の中にはいるという寸法です。
これだけでもけっこう捕まえられますが、エビもバカではないらしく、うまく網から逃げるやつもいるので、根気よく挑戦しましょう。
手掴みもできる
この写真はキープしてたエビをとりあげただけですが、網を使わなくても手掴みでエビを捕ることもできます。
「そんなことできるんか!?」
って思うかもしれませんが、できます。
ただし、激浅ポイント限定です。
深い場所だと、水の抵抗で手がエビにたどり着くまで時間がかかってしまい、逃げられやすくなってしまいます。
激浅であれば、水の抵抗の影響をほとんど受けないので、手掴みできる確率があがります。
チャレンジャーな方は是非挑戦してみてください。
虫かごに入れる
エビを捕ったら虫かごにいれましょう。
虫かごに入れて定期的に水にひたしてあげれば弱らせずにキープできます。
昔はこんな感じでバケツに捕まえていましたが、
・水中が酸欠になる
・糞などで汚染される
などの理由でエビちゃんたちが弱ってしまうので、かごに落ち着きました。
・明るいヘッドライトで目を光らせる
・後ろに進む習性を利用して網に入れる
・激浅なら手掴みもできる
危険生物にも注意!
夏の小川はとてもきれいで癒されますが、ヘビなどには要注意です。
私の住む沖縄でも、夜のエビ捕り中にハブやほかのヘビに遭遇したことは何度もあります。
その辺の砂場にいればまだわかりやすいんですが、激浅の川につかっていたりして、わかりにくい場所にいるため注意して見ないとなかなか発見できません。
夜に川に入るときはくれぐれも注意してください。
まとめ
夜のエビ捕りで一番大事なのはとにかく明るいヘッドライトです!
明るくて遠くまで見渡せるライトがあればエビも見つけやすいですし、ヘビなどの危険生物も発見しやすくなります。
なによりヘッドライトって冒険感あってわくわくしますよね!
みなさんも夜のテナガエビ捕り、是非やってみてください!
沖縄の海では 海×キャンプ という最高の組み合わせを楽しむことができます。 バーベキューしてテントで寝るだけじゃなくて、海のアクティビティや、沢があれば川遊びもできます。[…]