火吹き棒って必要?メリット、デメリットや代替案も解説!

火吹き棒!

アウトドアショップに言ったら必ずありますよね。

1000円くらいと安価で販売されていますが、いくら安くても必要ないものは買いたくないと思います。

そこで今回は、火吹き棒の必要性やメリット、デメリットに加えて、火吹き棒がないときの代替手段も紹介していこうと思います!

是非最後までご覧ください。

 

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火吹き棒はなくてもいい!

早速結論ですが、火吹き棒は必須ではありません。

なくても火起こしはできますし、火の維持もできます。

 

じゃあなんで火吹き棒なんてものがあるのか?

 

それは

小さな労力で早く火を大きく、維持できるから

 

です。

簡単に言ってしまえば 焚き火における時短アイテム が火吹き棒なんです。

 

火吹き棒は必須じゃないけど、焚き火が安定するまでの時間が短縮できる

火吹き棒のメリット

火吹き棒を使うと以下のようなメリットがあります。

・安全に狙った場所に空気を送れる
・楽に火を大きくできる
・火の維持も楽になる
・安価でコンパクト

安全に狙った場所に空気を送れる

火吹き棒は40~80cmくらいある棒です。

その長い棒を使って離れた場所から安全に酸素を送り込むことができます。

長いものであれば、イスに座ったままでも使えます。

 

火吹き棒がなければ、顔を近づけて息を吹きかけなければならないため、煙いし、熱いし、火の粉が顔にあたるかもしれないので危険です。

楽に火を大きくできる

火吹き棒は径が大きい場合は、口をつけずに吹くことで自分が吐いた息以上の空気を送ることができます。

そのため、直接息を吹きかけるよりも楽に酸素を送って火を大きくできます。

 

径が小さい場合は口をつけて吹いた方が効率がいいです。その場合自分の息以上の空気を送ることはできませんが、ポイントを押さえれば楽に火を大きくすることができます。

 

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ちなみに、薪や炭が十分にあってある程度しっかり火がついていないと、いくらたくさん酸素を送っても意味がないです。

熾火がたくさんある状態が理想です。

火の維持も楽になる

楽に火を大きくできるので、当然維持も楽になります。

火が消えかかっていても、熾火が残っていれば燃料を追加して火吹き棒を使えばまた簡単に火が復活します。

安価でコンパクト

種類にもよりますが、伸縮タイプの火吹き棒はコンパクトで安価なものが多く、高くても数千円くらいです。

最近は100円ショップにも40cmくらいの火吹き棒が売っています。

 

大きさは1ピースや2ピースのタイプは少し場所を取りますが、伸縮タイプであれば手のひらサイズです。

 

こんな感じで伸縮タイプなら安価でコンパクトなので、初心者が試しに使ってみる価値はあると思います。

試しに買ってみて必要ないと思ったらストローにすればいいですね(意味不)

 

 

伸縮タイプ

1ピースタイプ

火吹き棒のメリット

・安全に狙った場所に空気を送れる
・楽に火を大きくできる
・火の維持も楽になる
・安価でコンパクト

火吹き棒のデメリット

もちろんデメリットもあります。

・酸欠になる
・火の粉が散る
・コンパクト過ぎて無くしやすい

酸欠になる

火を大きくするのに便利な火吹き棒ですが、やりすぎるとけっこうきつくて、酸欠になります。

 

薪も熾火もバッチリ!あとは火をでっかくするだけじゃぁあああああああ!

 

っていって火吹き棒で酸素を送りまくるとめっちゃ酸欠します。

 

上記のような目的ならいいですが、もし、うまく火が大きくならなくて、延々と火吹き棒で頑張っている場合は他の原因がないか確かめましょう。

燃料(薪、炭)は足りていますか?熾火ができていますか?

 

火吹き棒はあくまで補助、時短ツールです。

酸欠になるくらいやっても火が大きくならないなら他の原因を探してください。

火の粉が散る

焚き火にうまく空気が作用すると一気に熱があがって火の粉が散ります。

テントやタープの近くで焚き火をしていると火の粉で穴があくかもしれません。

 

  • 燃えやすいものの近くではやらないこと
  • いたずらに酸素を送りすぎないこと

に注意が必要です。

 

(でもついつい楽しくて空気送りすぎる気持ちはめちゃくちゃわかります笑)

コンパクト過ぎて無くしやすい

伸縮タイプの火吹き棒は、手のひらサイズであまりにもコンパクトなので、けっこう無くしがちです。

 

私も海キャンプでしょっちゅう無くしそうになります。。。(最終的には見つかっている)

 

焚き火中に使ってそれを砂浜に刺したままにする

誰かが間違って倒す

なくす
このパターンがめっちゃ多いです。(海キャンプ限定ですが)
火吹き棒のデメリット

・酸欠になる
・火の粉が散る
・コンパクト過ぎて無くしやすい

代替案5選

ということで火吹き棒が必要なのか、メリットやデメリットも含めて解説してきました。

 

必須じゃないならいいや!と思ったけど実際に焚き火したら欲しくなった!
でも今日は持ってないよ~~!!

 

って時の代替手段をいくつか紹介します

吐息

吐息って書くとなんか気持ち悪いですが笑

要は自分の息を吹きかけることですw

 

この方法のメリットは、一切道具が必要ないことです。

デメリットは、熱い、煙い、危険ってことですね。

 

団扇(うちわ)

うちわでパタパターも楽に風を送ることができますね。

この方法のメリットは、うちわの代わりになるものもたくさんあること。

デメリットは、火の粉でうちわが燃える可能性があることです。

空気入れ

ゴムボートの空気入れを持っている場合は活用できます。

この方法のメリットは、かなり強い風を送ることができる点。

デメリットは、二人必要なこと、先端が燃える可能性があることです。

ポータブル扇風機

夏キャンプの必需品、ポータブル扇風機です。

真夏のテントは暑すぎてこれがないとムリです。。。

 

メリットは、完全に自動なので電池が持つ限り永遠に酸素を供給することができることです。

デメリットは、電池が切れたら終了なことです。

上昇気流

いきなり天気の話か?

ではなく、薪、炭の組み方の話です。

円で囲んで上に伸びる用に組むと中で上昇気流が発生して火が燃えやすくなります!

ただ、燃えてくるとだんだん崩れてくるので、効果があるのは最初だけですね。

まとめ|火吹き棒って必要?

火吹き棒は必須ではないけど、あると時短になるし便利だから持ってても損はないですね!

コンパクトなので、キャンプの持ち物を極力減らしたい人でも問題なく荷物に追加できますね。

 

せっかく焚き火をやるなら一度使ってみることをオススメします。

では!

 

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