サンゴ礁で囲まれたきれいな海を手軽に観察できるシュノーケリング。
映像を見てるだけでも癒されるサンゴ礁の海。
そんなきれいな景色、実際に見て楽しみたいですよね。
そんなことはありません。
そんなことはありません。
シュノーケリングはむしろ泳げない人のための道具だと私は思っています。
泳げる人は、ゴーグルだけでも海中観察できますからね。
この記事では、泳げないけどシュノーケリングをやってみたいと思っている方に向けて、
- 泳げなくてもシュノーケリングが可能な理由
- 泳げない人がシュノーケリングで気を付けること
を中心に解説していきたいと思います。
泳げない原因
今では素潜りで20m潜ったりしている私も、小学生まではまったく泳げませんでした。
プールでの記録は5m。
あのときなぜ泳げなかったのか考えてみました。
- 水が怖い
- 息継ぎができない
- 泳ぐと体が沈む
泳げない人は水が怖くて、力が入ってしまって体が沈みます。
体が沈むので息継ぎもうまくできません。
逆に言えば、体が沈まなくて息ができれば泳げるわけです。
ちなみに、私はシュノーケリングを始めてから、水に対する恐怖心がなくなり、力むこともなくなって泳げるようになりました。
今では体力が続く限り何キロでも泳ぎ続けることができます。
泳げなくてもシュノーケリングはできる!
泳げなくてもできる、というかむしろ泳げない人のためのシュノーケルセットだと思います。
マスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットがあれば泳げなくてもシュノーケリングはできます。
理由① 息継ぎをする必要がない
泳げない人は息継ぎができないことがほとんどです。
シュノーケリングでは、シュノーケルという管を通して呼吸をします。
海底を見ていてもこの管が海面から出ている限りは呼吸ができるので、そもそも息継ぎをする必要がありません。
鼻呼吸ができなくて口呼吸だけになりますが、ずっと呼吸し続けられます。
なので、顔を海面から出して息継ぎをする、ということをしなくてもよくなります。
理由② ライフジャケットをつければ溺れない
泳げない人は水が怖くて力んでしまって沈んでしまいます(厳密には沈んではいないが)。
ライフジャケットを着用すれば、どう頑張っても沈まないので溺れる心配はありません。
シュノーケリング中はマスクが曇ったりシュノーケルに水が入るトラブルがつきものですが、ライフジャケットをつけていれば、トラブルがあっても沈まないので安心です。
理由③ そもそも泳がない
泳がないというと語弊がありますが、シュノーケリングは基本的にプカプカ浮かぶだけです。
そして進みたいときにフィンで進んでいきます。
水泳みたいにガンガン泳ぐ必要はありません。
泳げない人はバタ足も苦手で進めない、という人もいるかと思いますが、フィンを使えば絶対に進みます。
進めないパターンは
- フィンで水を蹴っていない(空中を蹴っている)
- 流れが恐ろしく速い
のどちらかです。
シュノーケリング中のトラブル
シュノーケリング中の代表的なトラブルについて簡単に説明しておきます。
- マスクが曇る
- マスクに水が入る
- シュノーケルに水が入る
マスクに水が入ったり、曇ったりしたときにはマスククリア
シュノーケルに水が入った時にはシュノーケルクリアをする必要があります。
初心者の方は、特に水が入ってくるパターンで慌ててパニックになることがあります。
ライフジャケットをつけていれば、マスククリアやシュノーケルクリアができなくても、マスクシュノーケルを外せば難を逃れることができます。
泳げない人がシュノーケリングで特に注意すること
ライフジャケットを必ず着用する
泳げない人に限らず、初心者は全員もれなくライフジャケットをつけてください。
泳げる人でも、シュノーケリング機材に関するトラブルには慣れていないので、トラブルがあるとパニックになって溺れてしまう可能性があるからです。
泳げない人ならなおさらです。
原理的にはマスククリア、シュノーケルクリアさえできれば泳げなくても大丈夫なはずですが、想定外のトラブルがあったときのために、初心者は必ずライフジャケットをつけるようにしましょう。
一人でやらない
泳げない人が一人でシュノーケリングすることは考えにくいですが、一応書いておきます。
初心者は機材の正しい使い方を知りません。
当然それらに関連するトラブルにも対応できません。
シュノーケリングをやるときは、必ず経験者、できればガイドさんと一緒にやるのがオススメです。
まとめ|泳げなくてもシュノーケリングはできるのか
泳げない人でもシュノーケリングは可能ですが、
- ライフジャケットを着用する
- 経験者とやる
ことが安全のために必須です。
あんなにきれいな景色を、泳げないという理由であきらめてしまうのはもったいないです。
是非一度挑戦してみましょう!