沖縄の海ってめっちゃきれいじゃないですか?最高ですよね?最to高ですよね?
でもね、そんなきれいな沖縄の海ですが、裏の顔があるんです。きれいなバラには棘があるんですねやっぱり。
ということで、タイトルの通り沖縄の海って実は危険がいっぱいです。
タイトルはシュノーケリングにしてますが、素潜りやスキューバダイビングでも同じで、海には多くの危険生物がいます。
海を楽しむために、何が危険なのかを知ることはきっといつか役にたつし、トラブルの回避にもつながります。
今回の記事では、危険生物どもを完全なる独断と偏見で、見かける頻度順に紹介しました。
是非とも最後まで読んでいってください!
エメラルドブルーの海、何十m下の海底も見渡せる透明度、ウミガメ、クマノミ、魚群、、、挙げればきりがないシュノーケリングの魅力ですが、危険もたくさんあります。シュノーケリングをしたことがない人にとってはどんな危険があるのか[…]
ほぼ毎回みかける危険生物
もう海に行くたびに会いたくなくても出会ってしまうやつらです。
ガンガゼ
きれいなバラには棘があるといったばかりですがいきなりマジもんの棘です。
刺されるとしばらく激痛だそうです。
こいつめっちゃ性格悪いんすよ。
棘が刺さるだけならまぁ百歩譲って許しますけどね、刺さった瞬間棘が折れて体内にのこるんですよ!!
意味がわからん。何の意味があるの?って感じですが本当にたちが悪いので刺されないようにしましょう。
といってもコイツ自ら刺してくることはなくて、コイツの存在に気付かずに刺されてしまうことがほとんどですけどね。
岩、サンゴの間でよく見かけますが、写真のように堂々としているやつもいます。
イソギンチャク
イソギンチャクゆらゆらしててきれいですよね。
でも毒あるんす。激痛だったり腫れたりするらしいですけど、けっこう種類によって症状が違うみたいですね。
この写真のやつはザ☆イソギンチャクってかんじですが、パッと見海藻?くらいのまぎらわしいイソギンチャクもいるので、とにかく得体のしれないものには触れない!を心がけてください。
時々みかける危険生物
比較的よくみるやつもいれば、ほんとにたまーーーーーーーにしか見ないやつらです。
探せばいるやつも含んでます。
ウミヘビ
ヘビってだけで嫌なのに海でヘビに会うって、、、
しかも強い神経毒をもっているので噛まれると動けなくなるみたいです。
海で動けないとか致命的です。
ただ、基本的におとなしく、いたずらしない限りは、近寄ってくることはあっても攻撃してくることはありません。
私も何回も見てますが襲われたことは一度もありません。
ちなみに、ウミヘビって息継ぎするんですが、ふつーに「ぷはぁ~!」って居酒屋で一杯目の生ビールを飲んだあとみたいな感じで息継ぎします。
この「ぷはぁ~!」を聞いたことあるかどうかが上級者との分かれ目ですね。(なんの?)
ミノカサゴ
ひらひらしてきれいですけどむやみに触っちゃだめっす。
ヒレというヒレに毒針があります。
刺されると激痛が続くらしいです。
よくダイビングで知らずに触って刺されるって聞きますが、ホントか??
むしろミノカサゴを釣って、針を外すときに刺されるパターンが多い気がします。
オニヒトデ
見てこの見た目。何がしたいの?え、ハグとかどうするの?って感じですよね。
敵意むき出しすぎ。
しかも毒あり。刺されると数時間から数日激痛らしいです。
鬼かよ。ちなみに鬼滅の刃の無惨はオニヒトデがモデルになったらしいです(嘘)
しかもしかも!サンゴを食べるんです!!!!
沖縄ではオニヒトデによるサンゴの白色化が問題になって、たびたび駆除されてます。
ざまあみろ
オニダルマオコゼ
この画像みてどれがオニダルマオコゼかわかりますか?
魚っぽいやつがいたらそいつです。
こいつはね、ずっと海底でじーーーーっとしてるんですよ。で、たまたま顔の前を通った獲物を食べると。
で、背びれに毒があるので、間違って踏んでしまうと刺されてしまいます。刺されると激しい痛みやしびれに襲われます。
しかもその毒の強さはハブ毒の30倍ともいわれているらしいです。
沖縄でも数年前に刺されて亡くなった例があるくらい危険な生物です。
ただ、食べるとうまいんだこれが。
私はときどき銛突きもするんですが、こいつを見かけたらすぐ突きますね。
近付いても触れない限りまったく逃げないので(多分触られるまでバレてないと思ってる)余裕で捕まえられます。
むしろ銛突きしている人は見つけたらラッキー☆って感じの危険魚です。
サメ
定番中の定番きました。
鮫です。業界用語でメーサーといいます。
沖縄本島の沿岸部ではほとんどみることはないですが、宮古島や石垣島、西表島などの離島では沿岸部でもよく見かけます。
いわゆる人食い鮫といわれているのは、ホオジロザメやイタチザメですが、泳いでてよく見かけるのは基本的にブカ系ですね。
万が一、人食い鮫に遭遇したら、なるべく体を大きく見せて、サメから目を離さずに、ゆっくり距離をとった方がいいみたいです。
私は人食い鮫に遭遇したことはないですが、ブカ系はよくみかけます。
ブカ系でも超絶ビビッてしまうので、すぐに体を大きく見せてゆっくり距離をとってますが、めっちゃ無視されます。
ウツボ
顔こわすぎウツボ君です。
完全に目がイってますよね。
恐ろしい見た目ですが、おそってきたりはしません(いたずらしたらわかりませんが)。
普通に泳いでいる分にはほとんど見かけることはないですが、岩の下とかをのぞきまくっているとそのうち遭遇します。
毒はないですが万が一噛まれると、すごい力なので噛まれた部分がなくなるかも、、、(怖)
めったにみない危険生物
めったにみないというか、一回もみたことないやつも含んでます。
ほんとにいるの?伝説のいきものたちです。
ハブクラゲ
沖縄の危険生物の被害でもっとも多いのがハブクラゲ!、、、のはずなんですが、私は泳いでるときは一度も見たことありません。
漁港とかにたまっているのはよく見ます。
刺されるとミミズ腫れになったりしますが、基本的には命に関わることはありません。
ただし、5歳前後のこどもでは死亡例もあるので、肌の露出を少なくして海にはいるようにしましょう。
【こするの絶対ダメ!】ハブクラゲに刺された時の対処法【沖縄】
ハブクラゲにはお酢が効くので、沖縄でクラゲネットのない場所で泳ぐときにはお酢を常備しておきましょう。
カツオノエボシ
画像からはめっちゃわかりにくいですが、こいつが海に浮いてるんです。
これを海面で見かけたら、近づかないようにしましょう。
刺されると電気が走ったように痛むそうです。
ヒョウモンダコ
今回紹介した生物の中でもっとも強い毒をもちます。
かなり小さなタコですが、噛まれると、テトロドトキシンと言われるフグ毒と同じ成分を注入されます。
猛毒なので、ふつうに命にかかわります。即刻病院へ。
といいたいところですが、そもそも小さいのでヒョウモンダコに噛まれたのかどうかすらわかりにくそうです。。。こわい
イモガイ
わぁ~きれいな貝☆
ではありません。
毒貝です。
沖縄ではアンボイナガイというのが有名ですが、神経毒をもっており、死亡例もあります。
画像のような砂浜にあるカラの貝はいいですが、海中でみかけたときには絶対に触らないようにしましょう。
番外編
ここでは、普段は危険じゃないけどある日危険になったり、え!?それも危険なの!?っていうのを紹介します。
産卵期の魚
産卵期はみんな気が立ってますね~。
画像のクマノミとか
「あ?なんだてめー?なに見てんだオラ!!!」
って顔してますもんね。
産卵期になるとこんな感じで近寄ってきてかみついたりします。
とくにケガしたり毒があったりはないですが、普通に不快です。
このスズメダイ?もけっこうガラ悪そうな顔面ですが、産卵期だったのか、ずーっとついてきて噛みついてきました。
こっちがどんだけ攻撃してもめげずに噛みついてくるぐらいです。
岩、サンゴ
岩とかサンゴもバカにできません。
岩に手をついてもたれかかったら手が切れたとか普通にあります。
岩に付着している貝やサンゴがかなり鋭利で、触ると切ったりすることがあるんです。
岩でさえもむやみにさわってはダメなんです。
予防法
危険生物のほうから襲ってくる場合はちょっと難しいですが、基本的には
- 肌の露出を少なくする
- グローブをつける
- 知らないものをむやみに触ろうとしない
これらを守ればおおきな問題にならないことが多いです。
まとめ|沖縄の海洋危険生物
海の危険生物についてまとめてみました。
しっかり予防すればたいていの危険生物はこわくないです。
しっかりと知識をつけて、予防法を学んで、みんなで楽しく海であそびましょう!
では!
エメラルドブルーの海、何十m下の海底も見渡せる透明度、ウミガメ、クマノミ、魚群、、、挙げればきりがないシュノーケリングの魅力ですが、危険もたくさんあります。シュノーケリングをしたことがない人にとってはどんな危険があるのか[…]