【海キャンプ】焚き火の消火、片付け方法【マナーを守って直火を楽しむ】

みなさん焚き火してますか?

料理もできて癒しにもなって暖もとれる、焚き火って最高ですよね!

 

私もよく海キャンプで焚き火をするのですが、焚き火痕が放置されているのをよく見かけて悲しい気持ちになります。

自然を使わせてもらっているなら、片付けまでやらなければならないと思います。

 

ただ、焚き火自体、人類がはるか昔からやっている自然?な行為なので、人工物を捨てなければ、炭や灰は放置しても良いと考えている人がいるのかもしれません。

今回は

  • なぜ焚き火痕を片付けなければならないのか
  • 消火の方法
  • 片付けの方法

について解説しようと思います。

これまで焚き火を放置しがちだった人は是非みていってください。

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海 焚き火

なぜ焚き火の片付けをしなければならないのか

焚き火

そんなん当たり前だろ!片付けしないなんてありえん!

って怒る人もいるかもしれませんが、海でキャンプしていると意外と片付けられていない焚き火痕がたくさんあります。

 

思った以上に焚き火を片付けずに帰る人が多い印象です。

 

焚き火の片付けをすることが当たり前じゃない人もいる

ということで、なぜ焚き火の片付けをしなければならないのか、理由を4つ挙げてみました。

 

  • 景観に悪影響
  • 次の利用者の迷惑になる
  • キャンプ場に迷惑
  • 火災の原因になる

景観に悪影響

海での焚き火で問題になるのは

景観を損なうこと

です。

 

沖縄ではそこら中に砂浜がありますが、観光スポットになっている場所では焚き火自体が禁止されていることもあります。

きれいなプライベートビーチ(管理されていない自然な砂浜)に来て、真っ白な砂浜の中に放置された焚き火痕があったらなんか嫌ですよね。

 

特に真っ白できれいなビーチでは、そういった観光事情を考えて焚き火痕は残さないでほしいです。

 

次の利用者の迷惑になる

焚き火痕を残していると次の利用者の迷惑になることがあります。

例えば、

・焚き火を消さずに地面に埋めて、次の利用者グループの子供が熱をもった地面を踏んでやけどする
・焚き火痕が邪魔でキャンプ道具の設置が自由にできない

などです。

想像力を働かせて、次の利用者の迷惑にならないように片付けをする必要があります。

 

キャンプ場に迷惑

もしキャンプ場で焚き火をしていたなら、片付けをしないで帰ることはないと思っていましたが、実際は焚き火痕の片付けがされていなくて迷惑しているキャンプ場があるらしいです。

そしてそういうキャンプ場では直火や焚き火が禁止になってしまいます。

焚き火ができなくなるのも残念ですが、キャンプ場のオーナーにも他の利用者にも迷惑かけていて最悪なのでしっかり後片付けをしましょう。

火災の原因になる

海の焚き火ではそこまでナーバスになる必要もないかもしれません。

特に沖縄は全体的に湿度が高いので、焚き火が原因で火災が起きることはまずないと思います。

しかし、こういう特殊な環境下での焚き火に慣れてしまって消火をおろそかにしていると、いざ山中の焚き火の時に消火を忘れて山火事に、、、なんて自体も起きるかもしれません。

 

火を扱う以上、消火、片付けの意識を忘れないようにしましょう。

焚き火による周囲への影響を考えよう!

炭、灰は環境に悪いのか?

環境に悪いから炭、灰を放置してはいけない、という意見もありますが、個人的には半分賛成、半分反対といったところです。

炭、灰は肥料にも使われている

  • 微量ミネラルを多く含む
  • 多孔質で有用微生物の温床になる

こういった理由から、炭や灰は肥料として使われます。

これは関係あるかどうかわかりませんが、私がよくキャンプをするビーチはここ数年で人が増えてきて、炭を放置する人が増えたのですが、植物もかなり増えてきました。

炭や灰の肥料効果でしょうか?わかりませんが。

過剰なのは良くない

ミネラルを含み肥料になると書きましたが、だからといって炭や灰をすべて捨ててもいいのかというと別の話です。

何事も過剰はよくありません。

人間でも、過剰なミネラルやビタミンは身体に悪影響を及ぼします。

無尽蔵に炭や灰が捨てられると過剰供給になって環境悪化になる可能性もあるので、限度があります。

 

キャンプ地や焚き火をする場所では、その場所で炭や灰を捨てるとどれくらいの影響があるのか予測できないので、極力捨てずに持ち帰るのが無難だと思います。

炭・灰の影響は予測できないので、持ち帰るのが無難

焚火を消火する方法

火が燃えるための条件として

  • 燃料
  • 酸素

があります。

逆にこれらのうち一つでも欠けると火は消えてしまうので、それを利用して消火します。

水に浸す

燃えている炭を一つずつ水に浸して、熱と酸素を奪うことで消火します。

花火をバケツの水に入れる感覚ですね。

 

勘違いをしてほしくないのが、

水をかける

ではなく

水に浸す

です。

 

燃えている焚き火全体に水をかけると灰が舞い散る中に忘れた記憶とヒュルリーラしてしまいます。

少しずつ水をかければ割と大丈夫ですが、火の粉でも散ったら危ないのでやめておきましょう。

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燃やし尽くす

個人的にはこの方法がおすすめです。

熱、燃料、酸素のうち燃料を使いつくす方法ですね。

炭が残らないようにすれば、仮に灰を置いて帰るとしても目立ちにくいし、燃やし尽くしたらなんか勝った感(何に?)もあります。

というか、焚き火をやるなら燃やし尽くす量の薪を入れるべき、だと個人的には思います。

中途半端に残った薪を見ると負けた感(だから何に)があります。

 

燃やし尽くしてこその焚き火のプロ、いわゆるタキビャーです。

タキビャーを目指すなら燃やし尽くすことまで計算して焚き火をしましょう。

火消し壺に入れる

酸素を絶って火を消す方法です。

炭を持ち帰ったり、また次回も使うつもりならこの方法が一番楽で効率が良いと思います。

 

熱、燃料、酸素を絶って確実に消火をしよう

焚き火を片付ける方法

基本的に場所や自治体のルールに従う

焚き火をする場合には、各場所でルールがあることがあります。

最低限そこのルールには従うようにしましょう。

キャンプ場のゴミ捨て場に捨てる

キャンプ場での焚き火ならこれ一択です。

一番安全、確実、安心な方法ですね。

むしろキャンプ場で焚き火して、炭捨て場があるのに捨てない理由はありません。(持ち帰って次回も使いたいなら別)

持ち帰る

火消し壺などに入れて持ち帰ります。

持ち帰ったあとは、自宅で肥料として使ったり、自治体に定められた方法で捨てたり、次回の焚き火用にとって置いたりできます。

 

消火をしっかりしないで袋とかで持ち帰るのは危険なのでやめましょう。

袋に穴が開いたり最悪燃えます

土や砂に埋める

賛否両論ありますが、個人的には確実に消火していて少量であればアリかなと思います。

消火もしきれていないのに、土に埋めると、その部分だけ熱をもって次に使う人が気付かずにやけどをする可能性があるので絶対にやめましょう。

 

人にあげる

他にも人がいるキャンプサイトであれば人にあげるというのも一つの手です。

燃えかけの薪とかだとちょっと微妙ですが、炭なら喜んでもらってくれると思います。

私ならほしいですし、燃えかけの薪でも処理に困ってるならもらいます。

かまどの放置はアリ?

かまど

炭や灰の放置はよくないと思いますが、石などで作ったかまどを放置するのはどうでしょうか?

 

個人的には

焚き火をした場所は焚き火をしたことがわからないくらいきれいに片付けるべき

だと思ってます。

なのでかまども完全にバラすことが多いです。

 

しかし、かまどを放置することで、次の利用者もそのかまどを利用するので、同じ場所で焚き火が繰り返しされることになります。

あっちこっちで焚き火をされるよりはよっぽど良いので、時と場合によってはかまどを残しておくのはアリかもしれません。

かまどを放置するのは場合によってはアリ

やってはいけないこと

消火しない

火を消さずに帰るなんて論外だと思いますが、消したと思っても消えていないことがあります。

確実に火が消えていることを確認してから帰るようにしましょう。

消火せずに埋める

何度も言っていますが、

  • 消火せずに炭、灰を埋める
  • その部分の土の温度があがる
  • 次にきた利用者が土を踏んでやけどする

こういったことがありえるので必ず消火は忘れずにしましょう。

まとめ|焚き火の消火、片付け方法

消火、片付けまでが焚き火です。

焚き火をすることでの周囲への影響まで考えてできると勝ちですね!

ではみなさん良い焚き火ライフを!

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