流木を使って海で焚き火をしよう!【沖縄キャンプ】

焚き火好きなみなさんこんちには!

海で焚き火ってやったことありますか?

薪も湿ってそうだしそもそもなさそう、、、

って思って今までやってなかった方はこの記事必見です!

海には流木という大量の枯れ木が落ちているので、うまく使えば立派に焚き火、キャンプファイヤーをすることができます!

 

ということで、今回は沖縄のビーチの焚き火について解説していきたいと思います!

 

沖縄のビーチは直火OKか?

海 焚き火

ビーチでの焚き火そのものは基本的には禁止されていません。

ただし、沖縄本島北部(通称やんばる)の森林内での焚き火は禁止となっています。

その他にも、

・島そのものが観光化されている離島のビーチ
・観光化されているビーチ
・キャンプ場のビーチ

などは、ほとんどが焚き火禁止となっているので確認が必要です。

また、野外焼却、野焼きは完全に禁止です。

参考リンク

沖縄県の野外焼却について(pdf
やんばる3村ルールブック(pdf)

やんばる3村ルールブックは少し重いです。。。

海の焚き火の薪の集め方

流木薪

ビーチでは、山と違って薪がありません

なので流木で焚き火をする必要があります。

もちろん海から少し離れれば立派な薪がある可能性もありますが、ビーチってけっこう広いし、めんどくさいのでせっかくなので流木を薪として集めてみましょう。

流木で焚き火をするときの注意点

  • 湿っている可能性がある
  • なんの木かわからない
  • 毒がある可能性もある

その流木、乾いてる?

流木って海から流れてきたんだから湿ってね??

 

って当然の考えですよね。

どっかの誰かが調べてたのを以前見たんですが、2週間も経つと流木も完全に乾くそうです。

(リンク先がわかり次第掲載します)

 

といっても、多少湿っていても正しい方法でやれば火はつくので、明らかに湿っていなければ問題なく使えることが多いです。

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その木なんの木?

海辺に落ちているゴミを見たことがある人はわかると思いますが、いろんなものが落ちてますよね!

 

中国など、海外から流れついているようなものも少なくありません。

つまり、流木も日本にないような有毒の木が流れてきている可能性だってあるわけです。

 

ただ、燃やした煙に致死性があるような木は聞いたことがありませんし、調べても見当たりませんでした。

そんな危ない木があればもっと有名になっているとは思うのでたぶんないかも。

 

でも、煙に有毒成分が含まれていたりする可能性はあるようなので、注意が必要です。

極力煙は浴びないようにしましょう。

 

まぁ、そもそも煙って煙いし基本避けますけどね。

流木の集め方のコツ

基本的に落ちている木という点では普通の薪と変わらないですが、流木ならではの集め方のコツがあるので紹介していきます。

流木がたくさん落ちているゾーンがある

波打ち際ゾーン

流木というのは、その名のとおり流れ着いた木です。

つまり漂流物なので、同じように漂流物がたくさんある場所に流木がかたまっています。

 

もちろんそれ以外の場所にもまばらに漂流しているので、歩きながら探してみましょう。

波打ち際から遠いところからあつめる

波打ち際ゾーン

流木が落ちているゾーンがあることは書きましたが、そのゾーンが波打ち際からかなり遠くにある場合があります。

そういう流木は、過去に台風や大潮、高波でかなり陸側に打ち上げられているため、その後はずっと波にさらされていない可能性が高いです。

つまり、よく乾いている可能性が高いです。

 

もちろん雨などの影響も考慮すべきですが、乾いた良質な薪である可能性が高いです。

流木を集めるときは波打ち際から遠い場所から集めましょう。

 

小さい流木は集めにくい?

太い流木は目立つので集めやすいです。

細い流木はあるにはあるんですが、少ないように感じますが、細い薪は焚き付けの際に大量に必要になるのでしっかり確保しておきたいところです。

 

対策としては、

  • 流れ着いている落ち葉を大量に集める
  • 太い流木をナイフで削る

といった方法が有効です。

 

落ち葉は大量に流れ着いている場合があるので、表面にあるものだけ集めておきましょう。

下にあるものは湿っているからです。

また、どうしても細かい薪がなければ、フェザースティックを作るようにして、太い流木をナイフで細く削って細い薪を自作することもできます。

 

埋まっているものは湿っている

当然といえば当然ですが、埋まっている流木がだいたい湿っています。

いい流木見つけた!と思ったら半分埋まっていて湿っていた。。。なんてよくある話です。

 

火のつけ方

流木の火のつけ方は普通の焚き火となんら変わりません。

 

  • 燃えやすい細かい薪に火をつける
  • 安定するまでしばらく薪をくべて燃やし続ける
  • 安定したら太い薪を入れる

 

ただ、場所が水辺ということで、薪自体が湿っている可能性があるので、火つけ用の細かい薪は大量に用意しておきましょう。

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海の焚き火の雰囲気は最高

海 焚き火

 

海での焚き火は、山や湖のほとりでやる焚き火とはまったく違う雰囲気を味わうことができます。

あの雰囲気は正直たまらないですし、こればっかりは一度味わってみないとわからないと思います。

 

昼間のうちにガッツリ木を組んでおいて夜にキャンプファイヤーするのも乙です。

 

波の音と炎の音、酒、友、砂浜、満天の星空

 

最高以外の何かありますか?

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海の焚き火のマナー

特に沖縄は砂浜がきれいな場所が多いです。

焚き火をしたらせめて焚き火をした痕が残らないくらいに後片付けをしましょう。

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焚き火痕は埋めても大丈夫?

これは賛否両論あると思うのですが、炭はすべて持ち帰るのが理想だとは思います。

炭を持ち帰ることで、少なくともその海辺はきれいに保たれます。

しかし、焚き火なんて大昔から人類がやってきた自然な行為で、捨てた炭だって時間はかかりますがいずれは朽ち果てて環境の一部になるわけですから、絶対に持ち帰れ!っていうのも違う気がします。

個人的には、焚き火をしたビーチのルールに従えば良いと思います。

消火は確実に

焚き火痕を持ち帰るにしろ、埋めるにしろ、必ず消火はしてください。

火が消えていても、まだ高温の可能性もあるので確実に消化して温度をさげておいてください。

 

消火が甘いと、持ち帰るときの袋が燃えるかもしれません。

埋めた場合は、埋めた場所を誰かが裸足で踏んだりしたらやけどをするかもしれません。

 

どちらにせよ、確実な消火をしないと危険なので、忘れないようにしましょう。

まとめ|海の焚き火

海の焚き火は、非日常感を増幅してくれる最高の体験になります。

しかし、普通の焚き火とは、やり方も考え方も違うのでそれを踏まえた上で楽しみましょう。

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海 焚き火
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